テクマトリックス 2013年3月期 売上高9.5%増 純利益45.8%増

テクマトリックス（3762・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が9.5%、純利益が45.8%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が4.6%増となる一方、純利益は12.6%減を予想している。

テクマトリックスは5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.5%増の167億円となり、前の期より14億5200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は22.9%増の11億9400万円だった。営業利益率は前の期より0.7ポイント上昇し7.1%となった。経常利益は15.8%増の11億7200万円、純利益は45.8%増の6億2900万円だった。自己資本利益率（ROE）は11.9%となり、前の期の8.8%より3.1ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は52円28銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は4.6%増の175億円と、7億6800万円の増収を見込む一方、営業利益は3.7%減の11億5000万円、経常利益は1.9%減の11億5000万円の減益となる見通し。EPSは45円70銭を予想している。