カネカ 2013年3月期 売上高1.5%増 純利益72.6%増

カネカ（4118・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

カネカは5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.5%増の4764億円となり、前の期より71億7300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は20.2%増の158億円だった。営業利益率は3.3%となり、前の期の2.8%から0.5ポイント上昇した。経常利益は29.1%増の163億円、純利益は72.6%増の93億2500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.7%となり、前の期の2.2%より1.5ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は27円68銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が11.2%増の5300億円、営業利益は89.8%増の300億円を見込む。EPSは44円52銭を予想している。