プレステージインターナショナル 2013年3月期 売上高3.6%増 純利益8.7%減

プレステージ・インターナショナル（4290・東証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ3.6%増加したが、純利益は8.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は95円09銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高7.9%減、純利益27.0%増、1株当たり純利益（EPS）は120円10銭を見込んでいる。

プレステージインターナショナルは5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.6%増の242億円となり、前の期より8億4000万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は9.2%減の23億8000万円だった。営業利益率は前の期の11.2%より1.4ポイント低い9.8%だった。経常利益は18.6%減の21億5800万円、純利益は8.7%減の14億900万円だった。自己資本利益率（ROE）は13.9%と、前の期の18.4%より4.5ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は7.9%減の223億円と、19億2500万円の減収となる見通し。一方、営業利益は9.2%増の26億円、経常利益は22.8%増の26億5000万円、純利益は27.0%増の17億9000万円と増益を予想。EPSは120円10銭を見込んでいる。