戸上電機製作所 2013年3月期 売上高2.9%増 純利益92.6%増

戸上電機製作所（6643・東証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が2.9%、純利益が92.6%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.9%増となる一方、純利益は19.4%減を予想している。

戸上電機製作所は5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.9%増の173億円となり、前の期より4億8500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は74.1%増の6億3400万円だった。営業利益率は3.7%となり、前の期の2.2%から1.5ポイント上昇した。経常利益は75.6%増の7億5500万円、純利益は92.6%増の4億9600万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.5%と、前の期の4.8%より3.7ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は19円94銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.9%増の178億円と、4億9800万円の増収を見込む一方、営業利益は13.4%減の5億5000万円、経常利益は33.8%減の5億円の減益となる見通し。EPSは16円07銭を予想している。