名村造船所 2013年3月期 売上高3.4%減 純利益42.0%増

名村造船所（7014・大証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.4%の減収となったが、営業利益は16.1%、純利益は42.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は165円77銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.9%増、純利益18.6%増、1株当たり純利益（EPS）196円67銭を見込んでいる。

名村造船所は5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.4%減の1184億円となり、前の期より42億1900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は16.1%増の135億円と増益を確保。営業利益率は前の期の9.5%より1.9ポイント高い11.4%だった。経常利益は31.0%増の144億円、純利益は42.0%増の80億800万円だった。自己資本利益率（ROE）は15.8%となり、前の期の12.9%より2.9ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.9%増の1230億円を計画。営業利益は32.8%増の180億円を予想。経常利益は24.3%増の180億円、純利益は18.6%増の95億円、EPSは196円67銭を見込んでいる。