ニッパツ 2013年3月期 売上高15.3%増 純利益21.5%増

ニッパツ（5991・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ニッパツは5月10日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は15.3%増の5079億円となり、前の期より672億円増加。本業のもうけを示す営業利益は33.5%増の300億円だった。営業利益率は前の期の5.1%より0.8ポイント高い5.9%だった。経常利益は46.2%増の349億円、純利益は21.5%増の203億円だった。自己資本利益率（ROE）は11.8%となり、前の期の11.2%より0.6ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は83円70銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が12.2%増の5700億円、営業利益は26.6%増の380億円を見込む。EPSは111円16銭を予想している。