パナソニック 2013年3月期 売上高6.9%減 最終赤字7542億円

パナソニック（6752・東証1部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は7542億円となり、前の期の7721億円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が500億円、1株当たり純利益（EPS）21円63銭を見込んでいる。

パナソニックは5月10日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は7542億円の赤字だった。前の期の7721億の赤字からは損失幅が179億円縮小した。売上高は前期比6.9％減の7兆3030億円、営業利益は同3.6倍の1609億円、税引前当期損益は3983億円の赤字（前期8128億円の赤字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は前の期から6732億円減少し、1兆3042億円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が1.4%減の7兆2000億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比55.3％増の2500億円を計画。税引前当期損益は1400億円の黒字、最終損益は500億円の黒字、EPSは21円63銭を見込んでいる。