エノモト 2013年3月期 売上高6.4%減 最終赤字13億円

エノモト（6928・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は5億4200万円、最終赤字は13億円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

エノモトは5月10日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は5億4200万円の赤字（前期1億500万円の黒字）、経常損益は5億7400万円の赤字（同1億3900万円の黒字）、最終損益は13億円の赤字（同6500万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比6.4％減の164億円だった。

最終損失の計上により純資産は92億1900万円となり、前の期の101億円より8億8300万円減少した。自己資本比率は49.8%となり、前の期より5.3ポイント低下した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は3億5000万円の黒字、経常損益は3億円の黒字、最終損益は2億円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は13円05銭を見込んでいる。