サトー商会 2013年3月期 売上高6.2%増 純利益36.9%増

サトー商会（9996・ジャスダック）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が6.2%、純利益が36.9%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が1.1%増となる一方、純利益は22.2%減を予想している。

サトー商会は5月10日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.2%増の445億円となり、前の期より25億8400万円増加。本業のもうけを示す営業利益は2.2%増の11億円だった。営業利益率は前の期より0.1ポイント低下し2.5%となった。経常利益は9.4%増の13億7700万円、純利益は36.9%増の9億4600万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.3%と、前の期の4%より1.3ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は105円84銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は1.1%増の450億円と、4億8900万円の増収を見込む一方、営業利益は10.4%減の9億8600万円、経常利益は11.4%減の12億2000万円の減益となる見通し。EPSは82円31銭を予想している。