宇部興産 2013年3月期 売上高2.0%減 純利益64.0%減

宇部興産（4208・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.0%、純利益が64.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は8円22銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.8%増、純利益75.4%増、1株当たり純利益（EPS）14円42銭を見込んでいる。

宇部興産は5月10日午後3時15分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.0%減の6260億円となり、前の期より126億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は34.9%減の299億円。営業利益率は前の期より2.4ポイント低下し4.8%となった。経常利益は31.3%減の280億円、純利益は64.0%減の82億6500万円だった。自己資本利益率（ROE）は4%となり、前の期の11.9%より7.9ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.8%増の6750億円を計画。営業利益は13.5%増の340億円を予想。経常利益は1.6%増の285億円、純利益は75.4%増の145億円、EPSは14円42銭を見込んでいる。