オーテック 2013年3月期 売上高7.3%増 純利益51.0%増

オーテック（1736・ジャスダック）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が7.3%、純利益が51.0%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.3%増となる一方、純利益は12.1%減を予想している。

オーテックは5月10日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.3%増の197億円となり、前の期より13億3900万円増加。本業のもうけを示す営業利益は33.1%増の8億7700万円だった。営業利益率は4.4%となり、前の期の3.6%から0.8ポイント上昇した。経常利益は40.1%増の9億4900万円、純利益は51.0%増の5億3400万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%となり、前の期の4.3%より1.8ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は104円18銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.3%増の202億円と、4億6300万円の増収を見込む一方、営業利益は12.3%減の7億7000万円、経常利益は13.6%減の8億2000万円の減益となる見通し。EPSは91円30銭を予想している。