プロトコーポレーション 2013年3月期 売上高25.2%増 純利益30.1%減

プロトコーポレーション（4298・ジャスダック）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ25.2%増加したが、純利益は30.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は109円96銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高48.2%増、純利益13.8%増、1株当たり純利益（EPS）126円65銭を見込んでいる。

プロトコーポレーションは5月10日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は25.2%増の382億円となり、前の期より77億400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は28.0%減の42億900万円だった。営業利益率は前の期の19.1%より8.1ポイント低い11.0%だった。経常利益は27.2%減の43億7100万円、純利益は30.1%減の22億9000万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.9%となり、前の期の15.4%より5.5ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は48.2%増の567億円を計画。営業利益は10.5%増の46億5000万円を予想。経常利益は10.3%増の48億2100万円、純利益は13.8%増の26億600万円、EPSは126円65銭を見込んでいる。