松本油脂製薬 2013年3月期 売上高0.9%増 純利益155.8%増

松本油脂製薬（4365・ジャスダック）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

松本油脂製薬は5月10日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.9%増の272億円となり、前の期より2億4600万円増加。本業のもうけを示す営業利益は81.1%増の23億9000万円だった。営業利益率は前の期より3.9ポイント上昇し8.8%となった。経常利益は69.3%増の27億1500万円、純利益は155.8%増の16億100万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.2%と、前の期の1.7%より2.5ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は161円39銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が10.0%増の300億円、営業利益は21.3%増の29億円を見込む。EPSは206円53銭を予想している。