不動テトラ 2013年3月期 売上高13.9%増 純利益626.4%増

不動テトラ（1813・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が13.9%、純利益が626.4%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が4.8%増となる一方、純利益は45.4%減を予想している。

不動テトラは5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は13.9%増の582億円となり、前の期より71億2700万円増加。本業のもうけを示す営業利益は57.7%増の15億7200万円だった。営業利益率は2.7%となり、前の期の2.0%から0.7ポイント上昇した。経常利益は102.7%増の19億4800万円、純利益は626.4%増の12億8100万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.5%と、前の期の1.4%より8.1ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は7円79銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は4.8%増の610億円と、27億7200万円の増収を見込む一方、営業利益は10.9%減の14億円、経常利益は38.4%減の12億円の減益となる見通し。EPSは4円26銭を予想している。