日本写真印刷 2013年3月期 売上高11.6%増 最終赤字54億3800万円

日本写真印刷（7915・東証1部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は54億3800万円となり、前の期の286億円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が30億円、1株当たり純利益（EPS）69円91銭を見込んでいる。

日本写真印刷は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は54億3800万円の赤字だった。前の期の286億の赤字からは損失幅が232億円縮小した。売上高は前期比11.6％増の894億円、営業損益は67億8300万円の赤字（前期117億円の赤字）、経常損益は46億4300万円の赤字（同113億円の赤字）だった。

最終損失の計上により純資産は444億円となり、前の期から44億9500万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が45.4%増の1300億円となる見通しを明らかにした。営業損益は40億円の黒字を計画。経常損益は44億円の黒字、最終損益は30億円の黒字、EPSは69円91銭を見込んでいる。