日神不動産 2013年3月期 売上高2.4%減 純利益47.2%減

日神不動産（8881・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.4%、純利益が47.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は66円41銭だった。

2014年3月期は純利益が2.7%増、1株当たり純利益（EPS）68円21銭を見込んでいる。

日神不動産は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.4%減の492億円となり、前の期より12億3500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は20.9%減の22億8800万円。営業利益率は4.6%となり、前の期の5.7%から1.1ポイント低下した。経常利益は30.7%減の20億5600万円、純利益は47.2%減の15億5700万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.8%と、前の期の9.7%より4.9ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が3.5%増の510億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比12.6％減の20億円を計画。経常利益は同12.5％減の18億円、純利益は同2.7％増の16億円、EPSは68円21銭を見込んでいる。