ハリマ化成グループ 2013年3月期 売上高10.3%減 純利益78.6%減

ハリマ化成グループ（4410・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より10.3%、純利益が78.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は8円33銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高13.7%増、純利益362.8%増、1株当たり純利益（EPS）38円54銭を見込んでいる。

ハリマ化成グループは5月10日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.3%減の642億円となり、前の期より73億3200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は81.5%減の5億7600万円。営業利益率は前の期の4.4%より3.5ポイント低い0.9%だった。経常利益は34.2%減の14億2100万円、純利益は78.6%減の2億1600万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.8%と、前の期の3.6%より2.8ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は13.7%増の730億円を計画。営業利益は264.2%増の21億円を予想。経常利益は33.7%増の19億円、純利益は362.8%増の10億円、EPSは38円54銭を見込んでいる。