フジテック 2013年3月期 売上高11.8%増 純利益111.3%増

フジテック（6406・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

フジテックは5月10日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は11.8%増の1174億円となり、前の期より124億円増加。本業のもうけを示す営業利益は71.0%増の91億7200万円だった。営業利益率は前の期の5.1%より2.7ポイント高い7.8%だった。経常利益は73.6%増の100億円、純利益は111.3%増の55億700万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.2%となり、前の期の4.1%より4.1ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は58円87銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が16.6%増の1370億円、営業利益は4.7%増の96億円を見込む。EPSは61円99銭を予想している。