日本ピストンリング 2013年3月期 売上高4.4%減 純利益51.1%減

日本ピストンリング（6461・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.4%、純利益が51.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は24円50銭だった。

2014年3月期は純利益が30.5%減、1株当たり純利益（EPS）17円04銭を見込んでいる。

日本ピストンリングは5月10日午後2時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.4%減の470億円となり、前の期より21億5000万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は42.2%減の22億2500万円。営業利益率は前の期より3.1ポイント低下し4.7%となった。経常利益は34.5%減の21億8400万円、純利益は51.1%減の20億1300万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.4%と、前の期の26.7%より16.3ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.1%増の480億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比7.9％増の24億円を計画。経常利益は同0.7％増の22億円、純利益は同30.5％減の14億円、EPSは17円04銭を見込んでいる。