オルガノ 2013年3月期 売上高2.6%減 純利益4.4%減

オルガノ（6368・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.6%、純利益が4.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は44円52銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高9.4%増、純利益41.5%減、1株当たり純利益（EPS）は26円04銭を計画している。

オルガノは5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.6%減の667億円となり、前の期より17億8400万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は27.9%減の34億9800万円。営業利益率は5.2%となり、前の期の7.1%から1.9ポイント低下した。経常利益は18.3%減の39億900万円、純利益は4.4%減の25億6400万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%となり、前の期の6.4%より0.5ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は9.4%増の730億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は14.2%減の30億円、経常利益は28.4%減の28億円、純利益は41.5%減の15億円と減益を予想。EPSは26円04銭を見込んでいる。