森尾電機 2013年3月期 売上高7.9%減 純利益66.2%増

森尾電機（6647・東証2部）が5月10日発表した2013年3月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は7.9%の減収となったが、営業利益は47.1%、純利益は66.2%増加した。1株当たり純利益（EPS）は10円64銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高3.5%増、純利益31.7%減、1株当たり純利益（EPS）は7円27銭を計画している。

森尾電機は5月10日午後2時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は7.9%減の60億8400万円となり、前の期より5億2100万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は47.1%増の2億1400万円と増益を確保。営業利益率は前の期の2.2%より1.3ポイント高い3.5%だった。経常利益は47.1%増の2億2300万円、純利益は66.2%増の1億4600万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.1%となり、前の期の3.2%より1.9ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.5%増の63億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は6.5%減の2億円、経常利益は10.5%減の2億円、純利益は31.7%減の1億円と減益を予想。EPSは7円27銭を見込んでいる。