黒田電気 2013年3月期 売上高27.6%増 純利益49.7%増

黒田電気（7517・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

黒田電気は5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は27.6%増の1949億円となり、前の期より421億円増加。本業のもうけを示す営業利益は40.1%増の64億4500万円だった。営業利益率は前の期より0.3ポイント上昇し3.3%となった。経常利益は39.6%増の65億6600万円、純利益は49.7%増の41億3500万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.6%と、前の期の6.1%より2.5ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は134円03銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が7.7%増の2100億円、営業利益は11.7%増の72億円を見込む。EPSは142円61銭を予想している。