シンフォニアテクノロジー 2013年3月期 売上高1.6%減 純利益10.6%減

シンフォニアテクノロジー（6507・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より1.6%、純利益が10.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は4円57銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.6%増、純利益32.4%増、1株当たり純利益（EPS）6円05銭を見込んでいる。

シンフォニアテクノロジーは5月10日午後1時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.6%減の694億円となり、前の期より11億1900万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は10.2%減の13億9800万円。営業利益率は前の期の2.2%より0.2ポイント低い2.0%だった。経常利益は1.3%減の10億7000万円、純利益は10.6%減の6億7900万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.7%と、前の期の3.1%より0.4ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.6%増の720億円を計画。営業利益は28.7%増の18億円を予想。経常利益は30.8%増の14億円、純利益は32.4%増の9億円、EPSは6円05銭を見込んでいる。