AGS 2013年3月期 売上高3.5%増 純利益28.6%減

AGS（3648・東証2部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ3.5%増加したが、純利益は28.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は59円18銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高2.7%減、純利益27.8%増、1株当たり純利益（EPS）は75円66銭を見込んでいる。

AGSは5月13日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.5%増の168億円となり、前の期より5億6800万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は43.4%減の4億9500万円だった。営業利益率は2.9%となり、前の期の5.4%から2.5ポイント低下した。経常利益は39.8%減の5億4100万円、純利益は28.6%減の2億8900万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.1%と、前の期の4.4%より1.3ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は2.7%減の164億円と、4億6200万円の減収となる見通し。一方、営業利益は10.9%増の5億5000万円、経常利益は16.4%増の6億3000万円、純利益は27.8%増の3億7000万円と増益を予想。EPSは75円66銭を見込んでいる。