寺崎電気産業 2013年3月期 売上高1.1%増 純利益16.4%減

寺崎電気産業（6637・ジャスダック）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.1%増加したが、純利益は16.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は55円24銭だった。

2014年3月期は純利益が31.9%減、1株当たり純利益（EPS）37円61銭を見込んでいる。

寺崎電気産業は5月13日午後3時15分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.1%増の319億円となり、前の期より3億4700万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は30.2%減の8億9300万円だった。営業利益率は前の期より1.2ポイント低下し2.8%となった。経常利益は8.1%減の12億2900万円、純利益は16.4%減の7億1900万円だった。自己資本利益率（ROE）は4%となり、前の期の5.2%より1.2ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が7.3%増の343億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比18.6％増の10億6000万円を計画。経常利益は同13.0％減の10億7000万円、純利益は同31.9％減の4億9000万円、EPSは37円61銭を見込んでいる。