ナノキャリア 2013年3月期 売上高7.9%増 最終赤字4億8400万円

ナノキャリア（4571・マザーズ）の2013年3月期非連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は4億8400万円の赤字となり、前の期の3億9800万円の赤字より損失が8600万円拡大した。あわせて2014年3月期は12億6200万円の最終赤字となる見通しを明らかにした。

ナノキャリアは5月13日午後3時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は前期比7.9％増の3億7300万円、営業損益は5億2600万円の赤字（前期3億3300万円の赤字）、経常損益は4億3200万円の赤字（同3億6600万円の赤字）だった。最終損益は4億8400万円の赤字（同3億9800万円の赤字）。

純資産は44億円となり、前の期の18億5800万円より25億4200万円増加した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、最終損益が12億6200万円の赤字となる見通しを明らかにした。営業損益は12億3800万円の赤字、経常損益は12億4000万円の赤字を予想。売上高は前期比79.7％増の2億9700万円を見込んでいる。