佐藤渡辺 2013年3月期 売上高8.2%増 純利益72.9%増

佐藤渡辺（1807・ジャスダック）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が8.2%、純利益が72.9%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年3月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

佐藤渡辺は5月13日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.2%増の406億円となり、前の期より30億8400万円増加。本業のもうけを示す営業利益は106.8%増の17億9000万円だった。営業利益率は前の期の2.3%より2.1ポイント高い4.4%だった。経常利益は116.4%増の17億5900万円、純利益は72.9%増の16億2300万円だった。自己資本利益率（ROE）は21.1%となり、前の期の14.9%より6.2ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は101円75銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は8.9%減の370億円と、36億3000万円の減収を見込む。営業利益は56.4%減の7億8000万円、経常利益は54.5%減の8億円を計画。EPSは31円33銭を予想している。