アステラス製薬 2013年3月期 売上高3.7%増 純利益5.9%増

アステラス製薬（4503・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

アステラス製薬は5月13日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.7%増の1兆56億円となり、前の期より362億円増加。本業のもうけを示す営業利益は17.0%増の1538億円だった。営業利益率は前の期より1.7ポイント上昇し15.3%となった。経常利益は16.3%増の1571億円、純利益は5.9%増の828億円だった。自己資本利益率（ROE）は8%と、前の期の7.7%より0.3ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は180円40銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が16.3%増の1兆1700億円、営業利益は10.5%増の1700億円を見込む。EPSは243円81銭を予想している。