フジマック 2013年3月期 売上高6.2%増 純利益34.9%増

フジマック（5965・東証2部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が6.2%、純利益が34.9%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が0.6%増となる一方、純利益は31.8%減を予想している。

フジマックは5月14日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.2%増の327億円となり、前の期より18億9700万円増加。本業のもうけを示す営業利益は19.1%増の17億7400万円だった。営業利益率は5.4%となり、前の期の4.8%から0.6ポイント上昇した。経常利益は25.4%増の19億2100万円、純利益は34.9%増の12億4600万円だった。自己資本利益率（ROE）は12.4%と、前の期の10.4%より2.0ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は190円16銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.6%増の329億円と、1億8600万円の増収を見込む一方、営業利益は20.0%減の14億2000万円、経常利益は21.9%減の15億円の減益となる見通し。EPSは129円70銭を予想している。