サンリツ 2013年3月期 売上高5.4%減 最終赤字2億3900万円

サンリツ（9366・東証1部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は2億3900万円となり、前の期の4億1900万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が3億1000万円、1株当たり純利益（EPS）51円64銭を見込んでいる。

サンリツは5月14日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は2億3900万円の赤字だった。前の期の4億1900万の赤字からは損失幅が1億7900万円縮小した。売上高は前期比5.4％減の153億円、営業利益は同92.7％減の2600万円、経常損益は1億1300万円の赤字（前期1億8400万円の黒字）だった。

最終損失の計上により純資産は前の期から3億6600万円減少し、67億5100万円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が10.5%増の170億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比25.5倍の6億8000万円を計画。経常損益は5億3000万円の黒字、最終損益は3億1000万円の黒字、EPSは51円64銭を見込んでいる。