大伸化学 2013年3月期 売上高0.3%減 純利益14.1%増

大伸化学（4629・ジャスダック）が5月14日発表した2013年3月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は0.3%の減収となったが、営業利益は7.0%、純利益は14.1%増加した。1株当たり純利益（EPS）は159円77銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高5.2%増、純利益9.7%増、1株当たり純利益（EPS）175円25銭を見込んでいる。

大伸化学は5月14日午後3時30分、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は0.3%減の256億円となり、前の期より8800万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は7.0%増の12億7000万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.4ポイント上昇し5.0%となった。経常利益は10.1%増の12億6500万円、純利益は14.1%増の7億2200万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.7%と、前の期の9.1%より0.6ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.2%増の270億円を計画。営業利益は8.7%増の13億8100万円を予想。経常利益は6.6%増の13億5000万円、純利益は9.7%増の7億9200万円、EPSは175円25銭を見込んでいる。