SECカーボン 2013年3月期 売上高5.9%減 純利益21.8%減

SECカーボン（5304・大証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.9%、純利益が21.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は17円36銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.7%増、純利益17.8%増、1株当たり純利益（EPS）20円45銭を見込んでいる。

SECカーボンは5月14日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.9%減の266億円となり、前の期より16億7400万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は14.9%減の9億2300万円。営業利益率は前の期の3.8%より0.3ポイント低い3.5%だった。経常利益は29.0%減の12億2400万円、純利益は21.8%減の7億1300万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.1%となり、前の期の2.8%より0.7ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.7%増の292億円を計画。営業利益は38.6%増の12億8000万円を予想。経常利益は14.3%増の14億円、純利益は17.8%増の8億4000万円、EPSは20円45銭を見込んでいる。