バナーズ 2013年3月期 売上高33.1%増 純利益33.7%増

バナーズ（3011・東証2部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が33.1%、純利益が33.7%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が33.7%増となる一方、純利益は34.9%減を予想している。

バナーズは5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は33.1%増の30億3600万円となり、前の期より7億5500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は92.5%増の1億6400万円だった。営業利益率は前の期の3.7%より1.7ポイント高い5.4%だった。経常利益は89.6%増の1億8000万円、純利益は33.7%増の1億6200万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%と、前の期の4.7%より1.2ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は4円14銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は33.7%増の40億5900万円と、10億2200万円の増収を見込む一方、営業利益は6.3%減の1億5300万円、経常利益は23.3%減の1億3800万円の減益となる見通し。EPSは2円69銭を予想している。