三桜工業 2013年3月期 売上高21.0%増 純利益90.3%増

三桜工業（6584・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

三桜工業は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は21.0%増の920億円となり、前の期より159億円増加。本業のもうけを示す営業利益は10.6%増の36億2500万円だった。営業利益率は前の期の4.3%より0.4ポイント低い3.9%だった。経常利益は17.0%増の33億3900万円、純利益は90.3%増の16億2900万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.7%と、前の期の3%より1.7ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は44円76銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が17.3%増の1080億円、営業利益は24.1%増の45億円を見込む。EPSは63円19銭を予想している。