オーバル 2013年3月期 売上高6.3%減 純利益25.6%減

オーバル（7727・東証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.3%、純利益が25.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は10円10銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高23.6%増、純利益34.9%増、1株当たり純利益（EPS）13円63銭を見込んでいる。

オーバルは5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.3%減の119億円となり、前の期より8億700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は40.2%減の3億3600万円。営業利益率は2.8%となり、前の期の4.4%から1.6ポイント低下した。経常利益は26.6%減の4億6900万円、純利益は25.6%減の2億2600万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.1%と、前の期の2.9%より0.8ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は23.6%増の148億円を計画。営業利益は121.0%増の7億4400万円を予想。経常利益は48.1%増の6億9500万円、純利益は34.9%増の3億500万円、EPSは13円63銭を見込んでいる。