河合楽器 2013年3月期 売上高5.7%減 純利益41.4%減

河合楽器製作所（7952・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.7%、純利益が41.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は11円06銭だった。

2014年3月期は純利益が16.6%増、1株当たり純利益（EPS）12円99銭を見込んでいる。

河合楽器は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.7%減の547億円となり、前の期より33億1800万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は53.7%減の11億7100万円。営業利益率は前の期の4.4%より2.3ポイント低い2.1%だった。経常利益は32.3%減の16億9400万円、純利益は41.4%減の9億4300万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%となり、前の期の11.3%より5.2ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が4.1%増の570億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比53.7％増の18億円を計画。経常利益は同5.5％減の16億円、純利益は同16.6％増の11億円、EPSは12円99銭を見込んでいる。