日産東京販売 2013年3月期 売上高2.6%減 純利益61.1%増

日産東京販売ホールディングス（8291・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.6%の減収となったが、営業利益は2.5%、純利益は61.1%増加した。1株当たり純利益（EPS）は61円30銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高3.1%増、純利益24.0%減、1株当たり純利益（EPS）は46円56銭を計画している。

日産東京販売は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.6%減の1483億円となり、前の期より39億8800万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は2.5%増の42億8300万円と増益を確保。営業利益率は2.9%となり、前の期の2.7%から0.2ポイント上昇した。経常利益は12.3%増の35億9600万円、純利益は61.1%増の40億8100万円だった。自己資本利益率（ROE）は23.7%と、前の期の18.5%より5.2ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.1%増の1530億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は6.6%減の40億円、経常利益は2.7%減の35億円、純利益は24.0%減の31億円と減益を予想。EPSは46円56銭を見込んでいる。