理研計器 2013年3月期 売上高3.8%減 純利益22.3%増

理研計器（7734・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.8%の減収となったが、営業利益は7.1%、純利益は22.3%増加した。1株当たり純利益（EPS）は87円27銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高5.1%増、純利益13.1%減、1株当たり純利益（EPS）は75円83銭を計画している。

理研計器は5月14日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.8%減の198億円となり、前の期より7億8400万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は7.1%増の27億9500万円と増益を確保。営業利益率は前の期の12.7%より1.4ポイント高い14.1%だった。経常利益は12.0%増の30億9900万円、純利益は22.3%増の20億2500万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.7%と、前の期の6.7%より1.0ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は5.1%増の208億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は6.6%減の26億1000万円、経常利益は11.0%減の27億6000万円、純利益は13.1%減の17億6000万円と減益を予想。EPSは75円83銭を見込んでいる。