オンコセラピー 2013年3月期 売上高47.3%減 最終赤字11億300万円

オンコセラピー・サイエンス（4564・マザーズ）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は11億1300万円、最終赤字は11億300万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

オンコセラピーは5月15日午後5時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は11億1300万円の赤字（前期11億8400万円の黒字）、経常損益は11億1300万円の赤字（同12億5500万円の黒字）、最終損益は11億300万円の赤字（同7億2600万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比47.3％減の32億7700万円だった。

最終損失を計上したことで純資産は103億円となり、前の期の112億円より9億3100万円減少した。自己資本比率は前の期より1ポイント低下し、81.3%となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は3億2400万円の黒字、経常損益は3億2400万円の黒字、最終損益は2億7100万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は1252円96銭を見込んでいる。