瀧上工業 2013年3月期 売上高16.2%増 最終赤字1億4100万円

瀧上工業（5918・東証2部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は1億4100万円となり、前の期の3億2300万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が5000万円、1株当たり純利益（EPS）2円05銭を見込んでいる。

瀧上工業は5月15日午後4時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は1億4100万円の赤字だった。前の期の3億2300万の赤字からは損失幅が1億8200万円縮小した。売上高は前期比16.2％増の96億6200万円、営業損益は1億9800万円の赤字（前期5億4400万円の赤字）、経常損益は600万円の黒字（同3億4000万円の赤字）だった。

純資産は242億円となり、前の期の240億円より1億4600万円増加した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が1.7%減の95億円となる見通しを明らかにした。営業損益は1億円の赤字を計画。経常利益は前期比13.3倍の8000万円、最終損益は5000万円の黒字、EPSは2円05銭を見込んでいる。