ユニデン 2013年3月期 売上高18.6%減 最終赤字26億5800万円

ユニデン（6815・東証1部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は11億9000万円、最終赤字は26億5800万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

ユニデンは5月15日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は11億9000万円の赤字（前期5億9000万円の黒字）、経常損益は7億3100万円の赤字（同5億9100万円の黒字）、最終損益は26億5800万円の赤字（同3億7100万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比18.6％減の275億円だった。

最終損失の計上により純資産は304億円となり、前の期の325億円より21億2000万円減少した。自己資本比率は83.7%となり、前の期より0.9ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は20億4000万円の黒字、経常損益は20億6000万円の黒字、最終損益は16億7000万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は28円36銭を見込んでいる。