フコク 2013年3月期 売上高4.5%増 純利益18.3%減

フコク（5185・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.5%増加したが、純利益は18.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は110円53銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.2%増、純利益10.6%増、1株当たり純利益（EPS）122円09銭を見込んでいる。

フコクは5月15日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.5%増の569億円となり、前の期より24億3700万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は16.0%減の26億6400万円だった。営業利益率は前の期より1.1ポイント低下し4.7%となった。経常利益は6.0%減の30億7200万円、純利益は18.3%減の18億9800万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.1%となり、前の期の10.9%より2.8ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.2%増の610億円を計画。営業利益は5.1%増の28億円を予想。経常利益は0.9%増の31億円、純利益は10.6%増の21億円、EPSは122円09銭を見込んでいる。