高見沢サイバネティックス 2013年3月期 売上高4.5%減 純利益52.8%減

高見沢サイバネティックス（6424・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.5%、純利益が52.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は8円04銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高10.2%増、純利益162.7%増、1株当たり純利益（EPS）21円13銭を見込んでいる。

高見沢サイバネティックスは5月15日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.5%減の98億8600万円となり、前の期より4億6700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は65.2%減の7200万円。営業利益率は前の期の2.0%より1.3ポイント低い0.7%だった。経常利益は66.2%減の4500万円、純利益は52.8%減の7200万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.8%と、前の期の11.1%より6.3ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は10.2%増の109億円を計画。営業利益は205.2%増の2億2000万円を予想。経常利益は344.3%増の2億円、純利益は162.7%増の1億9000万円、EPSは21円13銭を見込んでいる。