松尾電機 2013年3月期 売上高7.1%減 最終赤字7億2900万円

松尾電機（6969・大証2部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は7億2900万円の赤字となり、前の期の2億8100万円の赤字より損失が4億4700万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が8000万円、1株当たり純利益（EPS）3円11銭を見込んでいる。

松尾電機は5月15日午後3時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比7.1％減の61億2400万円、営業損益は5億4700万円の赤字（前期2億2900万円の赤字）、経常損益は5億4200万円の赤字（同2億300万円の赤字）だった。最終損益は7億2900万円の赤字（同2億8100万円の赤字）。

最終損失を計上したことで純資産は66億8800万円となり、前の期の72億6900万円より5億8100万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が7.8%増の66億円となる見通しを明らかにした。営業損益は1億円の黒字を計画。経常損益は1億円の黒字、最終損益は8000万円の黒字、EPSは3円11銭を見込んでいる。