東京精密 2013年3月期 売上高11.6%減 純利益53.6%減

東京精密（7729・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より11.6%、純利益が53.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は96円93銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高5.9%増、純利益30.1%増、1株当たり純利益（EPS）126円15銭を見込んでいる。

東京精密は5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は11.6%減の510億円となり、前の期より67億1400万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は22.7%減の75億500万円。営業利益率は14.7%となり、前の期の16.8%から2.1ポイント低下した。経常利益は15.1%減の78億9200万円、純利益は53.6%減の39億9500万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.3%と、前の期の17.7%より10.4ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.9%増の540億円を計画。営業利益は6.6%増の80億円を予想。経常利益は1.4%増の80億円、純利益は30.1%増の52億円、EPSは126円15銭を見込んでいる。