あじかん 2013年3月期 売上高1.0%増 純利益43.2%増

あじかん（2907・東証2部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が1.0%、純利益が43.2%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が1.7%増となる一方、純利益は38.6%減を予想している。

あじかんは5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%増の355億円となり、前の期より3億4500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は13.1%増の8億3300万円だった。営業利益率は2.3%となり、前の期の2.1%から0.2ポイント上昇した。経常利益は34.2%増の9億9100万円、純利益は43.2%増の4億8800万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.3%となり、前の期の3.9%より1.4ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は64円15銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は1.7%増の362億円と、6億1400万円の増収を見込む一方、営業利益は20.8%減の6億6000万円、経常利益は36.5%減の6億3000万円の減益となる見通し。EPSは39円42銭を予想している。