八洲電機 2013年3月期 売上高9.8%増 純利益15.2%減

八洲電機（3153・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ9.8%増加したが、純利益は15.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は34円65銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.0%増、純利益15.3%増、1株当たり純利益（EPS）39円94銭を見込んでいる。

八洲電機は5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.8%増の825億円となり、前の期より73億7900万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は17.4%減の14億2200万円だった。営業利益率は前の期より0.6ポイント低下し1.7%となった。経常利益は13.5%減の15億6900万円、純利益は15.2%減の7億5400万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%となり、前の期の7.1%より1.6ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.0%増の900億円を計画。営業利益は14.6%増の16億3000万円を予想。経常利益は10.2%増の17億3000万円、純利益は15.3%増の8億7000万円、EPSは39円94銭を見込んでいる。