アルファグループ 2013年3月期 売上高0.6%増 純利益18.5%増

アルファグループ（3322・ジャスダック）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が0.6%、純利益が18.5%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年3月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

アルファグループは5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%増の231億円となり、前の期より1億4200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は4.8%増の4億4000万円だった。営業利益率は1.9%となり、前の期の1.8%から0.1ポイント上昇した。経常利益は4.1%増の4億4200万円、純利益は18.5%増の2億6800万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.6%と、前の期の8.7%より0.9ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は9077円29銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は13.6%減の200億円と、31億3900万円の減収を見込む。営業利益は54.5%減の2億円、経常利益は59.3%減の1億8000万円を計画。EPSは26円40銭を予想している。