巴川製紙所 2013年3月期 売上高0.1%増 純利益18.5%増

巴川製紙所（3878・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

巴川製紙所は5月15日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.1%増の347億円となり、前の期より2300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は78.2%増の5億2900万円だった。営業利益率は1.5%となり、前の期の0.9%から0.6ポイント上昇した。経常利益は14.7%増の3億2400万円、純利益は18.5%増の2億2400万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.9%となり、前の期の1.7%より0.2ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は4円39銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が6.6%増の370億円、営業利益は51.0%増の8億円を見込む。EPSは7円84銭を予想している。