アサガミ 2013年3月期 売上高3.9%増 純利益179.0%増

アサガミ（9311・東証2部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が3.9%、純利益が179.0%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年3月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

アサガミは5月15日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.9%増の443億円となり、前の期より16億7200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は30.4%増の17億6900万円だった。営業利益率は4.0%となり、前の期の3.2%から0.8ポイント上昇した。経常利益は44.0%増の14億7400万円、純利益は179.0%増の8億1800万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.2%と、前の期の2.8%より4.4ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は57円86銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は0.7%減の440億円と、3億2500万円の減収を見込む。営業利益は5.9%減の16億6500万円、経常利益は8.3%減の13億5100万円を計画。EPSは54円45銭を予想している。